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技術とサービス

ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)への取り組み

ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)への取り組み姿勢

佐藤工業が自社施設として設計を進めてきた「技術センターSOU」が、nearly-ZEB認証を取得して2022年に竣工しました。様々な環境配慮技術を盛込んだ自社施設において、数多くのデータを取得することはもちろん、設定を変更してデータがどのように変化するのか実証実験を繰り返すことにより、さらに高度なノウハウの蓄積が可能となります。佐藤工業はこれらのノウハウを最大限活用して、お客様の多様なニーズに合わせた最適なZEBを実現するとともに、持続可能な社会の実現に向けて社会的責任を果たしていきます。

ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)とは

ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)とは、先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用による自然エネルギーの積極的な活用、高効率な設備システムの導入等により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることをめざした建築物です。

ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)プランニング実績

■技術センターSOU センター棟

【建物の特徴と概要】

「技術センターSOU」は当社が生産性向上、競争力強化、人財育成を図るために関係部署を集約し、一体的かつ効率的に運営するために設置した新しい拠点施設です。そのなかの中心的施設である「センター棟」は環境配慮、健康・快適性、安全・安心の三つのコンセプトをもとに、Nearly-ZEB、ABW・ウェルネスオフィス、BCP対策を実現した最先端のオフィス・研修施設です。

・所在地 :茨城県つくば市

・竣工年月:2022年1月

・構造規模:RC造(基礎免震構造)地上3階建

・延床面積:3,110㎡


【取得した省エネルギー関係の認証】
技術センターSOU センター棟は、省エネ(54%削減)+創エネ(24%創出)により合計78%の基準一次エネルギー消費量を削減して、「BELS 評価☆☆☆☆☆」、および「Nearly ZEB」の認証を取得しています。
また、省エネルギーだけでなく、環境負荷の少ない資機材の採用、室内の快適性、生物多様性や景観への配慮といった環境性能の向上も図り、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)において、最高ランクの「CASBEE‐Sランク(BEE=3.0 以上)」の認証も取得しています。しかも、BEE=8.3 というトップクラスの性能です。


【導入した主な省エネルギー技術】
技術センターSOU センター棟は、様々な省エネルギー技術を導入しています。再生可能エネルギーの利用、自然の力を取り入れたパッシブデザイン、高効率の設備機器の採用といった三つの観点に分類すると下図のようになります。


ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)プランナー登録


佐藤工業は2021年1月に、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)
より「ZEBプランナー」に登録されました。
佐藤工業は2025年度に自社が受注する設計業務のうち、ZEBが占める
割合50%以上をめざしています。
・登録番号:ZEB2020P-00045-PG
・登録種別:設計
・対応可能エリア:国内全域
・建物用途:各用途
・規模:上限なし
 
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