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仙台市と災害時の支援に関する協定を締結
2012年08月10日
~ 当社所有のスポーツ施設を一時滞在場所として提供 ~
佐藤工業は、平成24年8月9日(木) 仙台市役所で、大規模災害発生時における帰宅困難者等を支援するための協定書を取り交わす調印式を行いました。調印は、仙台市の奥山恵美子市長と、当社の山田社長とで執り行われました。仙台市は、今回の協定が第1号で、今後、帰宅困難者を支援する民間施設を増やしていく考えです。
協定の概要は、大規模地震や風水害等の大規模災害発生に伴い交通が途絶し、帰宅困難者等が発生した場合、当社が所有するスポーツ施設「エスアールジータカミヤスポーツパークあすと長町」(仙台市太白区あすと長町)を一時滞在場所として提供し、仙台市とともに帰宅困難者等に対し、トイレ、飲料水・食料、必要な情報等を提供するものです。
スポーツパークは、12,600㎡の敷地に、アルミ合金フレーム膜構造によるテニスドーム・バスケットボールドーム・フットサルドームの3棟のスポーツドームと飲食専門店棟で構成されており、地震や積雪・強風にも強く、また太陽光パネルの設置や井戸水の利用も可能であり、災害に強い施設となっています。これまでにも震災復興のお手伝いになるよう震災で体育館が損壊した中・高等学校への施設の開放、仮設住宅入居者の子どもたちを対象とする無料のスポーツスクールなどを実施しています。
山田社長は調印にあたり「地域社会と連携したBCP活動に全社で取り組んでいる。当施設が立地的にも構造的にも災害時の一時的な滞在場所として有効だと考え、施設計画段階から仙台市に申し入れてきた。引き続き企業としての社会的責任を果たしていきたい」と挨拶しました。